なぜかそういう世界へといざなわれる演奏でした!(花こま30周年・こまの会40周年記念フェスティバルを終えて)
豊かな自然に恵まれた日本と、そこに住む人間の愛と尊厳を歌い、語り継いでいこうと人見勇三、広木房枝のお二人で1979年に結成された「邦楽アンサンブル花しょうぶ」の演奏でした。演奏が始まると、遠い故郷で笑顔で待っていてくれる、そんな懐かしい、おじいちゃん、おばあちゃんが目に浮かびました。傷ついた私に優しく語りかけたり、時には優しく包み込んでくれる、そんなスタートでした。お二人の琴と三味線の演奏が、一層その故郷の街並みや情景を感じさせ、まるでくっきりと目に浮かぶような演奏でした。自然と涙がこぼれ落ちていました。こんなすごい演奏をされるのに、朴訥としてさりげない、一体何なんだろうという不思議な思いが体中を駆け巡ったのでした。最新機能にご用心!
最近のガス器具の発達は目を見張るものがあります。長時間ガスが出続けていると、ガス器具自身が不自然だと判断して、自動的にガスを止めてくれる機能が備わっています。事故を未然に防ぐありがたい機能なのですが、「もち米」を蒸している時に作動してしまうと、それは悲惨な目に逢います。今回遂に、その最新機能があだとなってしまいました。公演は順調に進んでいたのですが、いざ、「餅つき」を始めようとしたところ、ガスが止まってしまっていて、全然蒸せていないんです。急遽、学童指導員の皆さんによる「こま」のパフォーマンスショーで時間稼ぎをして下さり、何とか無事に「餅つき」を終える事ができました。演目:車人形、南京玉すだれ、寿獅子、そーらん節、もちつきばやし
皆さんの支えで、今年も公演!
中学生にでもなったら、もう見に来てくれないんじゃないか、お客さんが来なかったらどうしようかと、ふと不安に駆られます。そんな時、思いのほかたくさんの方が親子で詰めかけて下さると、心躍ります!絶対満足して帰ってもらおうと、力が入ります!獅子で泣いてくれると「よっしゃ!」と力が入ります!餅がつきたいと積極的に出てくれると、やはり「よっしゃ!」と力がみなぎります!そんな皆さんに支えられて、今年も無時、公演を終える事ができました。感謝!演目:水口囃子、南京玉すだれ、寿獅子、もちつきばやし
保育園での「カタルシス」!
やはり、そうです!やはり、「獅子舞」では、「大泣き!」。獅子が舞台に登場し、舞い始めると、子ども達は輪はジリジリと後方へ広がり始めます。先生による「玉すだれ」になると、子ども達からの大声援が起こり始め、「もちつき」になると、いつの間にか、あの大きく広がっていた輪が、AKB46よろしく舞台に迫って来ています!園長先生曰く、「大泣きしたらいいんですよね!それで、浄化されるんですよね!」と。なるほど。演目:水口囃子、寿獅子、南京玉すだれ、もちつきばやし
上へ下への大騒動!
興味ある子が一番前で陣取っていたのに、獅子が出て来た瞬間に慌てて後ろへ!今度は後ろで見ていた子が一番前へ!園一番の元気者が、園一番の怖がり者に!「こんな獅子舞初めて!」と、参加者から感想が。「そーらん節」の解説が始まると笑いが起こり、解説が進んで行くうち、内容が理解できたのか、真剣に聞き入っている姿に先生は感動!最後は、何と言っても「餅」。できる過程のワクワク感!できたてお餅を食べれる幸福感!伸ばしながら食べれる餅なんて、そうそうありません!「いつもこんな楽しい催し物やってるの?」そう聞かれた先生は嬉しそうでした。演目:水口囃子、寿獅子、そーらん節、もちつきばやし
個性豊かで奇想天外、単純明解!(花こま30周年・こまの会40周年記念フェスティバルを終えて)
長年「ゆいの会」の皆さんの芸能を見させて頂き、是非たくさんの方々に見て頂きたいものだと思っていました。今回それが実現でき、感無量です!「ゆいの会」の芸能は、まったく発想できない着目点があり、豊かな色んな芸能を生み出し続けていっています。また、それらの芸能を携えて、沖縄、気仙沼へと毎年出掛け、自分達のあり方から、芸能の内容を深めていっている姿には脱帽です。「ひょっとこ踊り」は初めて見ました。見事でした。最初から最後まで「寄せ太鼓」の伴奏で、しかも無言劇。気仙沼の皆さんが、笑った、笑ったと、ニュースにあったものですから、きっとお面がおかしいのだとばかり思っていました。実は芝居だったんですね。それぞれの個性豊かなお面と演技、単純で明快なストーリー。想像もできない作品を生み出す、「ゆいの会」の今後が楽しみです。負けないように、新しい作品を作らなければと思うばかりでした。希望という名の未来への誘い「生命の詩」(花こま30周年・こまの会40周年記念フェスティバルを終えて)
「今福座」の皆さんの舞台には、木っ端難しい理屈など通用しません!「命、生きる、元気、祭り、魂の叫び!」そのものです!それを体現する今福さんが、未来やレッドの皆さんと一緒に演奏すると、不思議や不思議!もっともっと化学反応を起こすのです!凄まじいばかりの、ほとばしる太鼓の世界へ誘われます!こんな楽しい、不思議な化学反応は何度も何度も体験したいものです!是非、全国津々浦々の太鼓グループとこの「生命の詩」で巡り合い、交流し合える、そんな未来を迎えたいとつくづく思いました!また、これまで培ってきた活動の集大成ともなる、サムルノリも一緒になっての「生命の詩」、何とも可能性のある作品なんでしょうか!益々新しい世界への興奮と高まりは進むばかりです!先祖が葛藤の中で選んだ生き方と今の私達(花こま30周年・こまの会40周年記念フェスティバルを終えて)
屯田兵として滝川に入植した家族を通して描かれた、生活を掛けた冬の寒波との闘い、日露戦争への出兵と残された家族の闘い、一本のりんごの木を通した家族、地域の絆と葛藤のドラマ。「この地で生きて行こう」という、その決断こそが今の滝川市を築いてきたんだという歴史を蘇らせ、それはすべての町や村につながる思いそのものです。北海道「たきかわ車人形ひろみ座」の皆さんは、座の総力を上げて、駆けつけ上演して下さり、感激と感謝の思いで一杯です。長年、空知の皆さんの下を訪れ、公演させて頂いた日々を思い出しました。その後、記念行事の度にお邪魔させて頂き、「この地に生きてー滝川開拓物語ー」という優れた作品に、驚きと感動を覚えたものでした。全国の皆さんに紹介したいという夢が、今回遂に実現しました!本当にありがとうございました!人形は、もうお友達に!
日頃見る機会のない伝統芸能を、この機会に親子で楽しもうという、PTA主催の鑑賞会に、お招き頂きました。会場との楽しいやり取り、思った事、感じた事をストレートに投げかける楽しさ、そんなやり取り満載の「そーらん節」には大きな拍手が寄せられました。PTA会長さん、副会長さんには、「玉すだれ」に挑戦して頂き、初めてとは思えない出来栄えに、惜しみない拍手が送られました。頭、体がバラバラだった人形を、目の前で組み立てると、あら不思議、唄に合わせて「花笠踊り」。そんな人形を、まるで友人の様に手を握り、顔を撫でたり、とても親しく向かい合って下さる皆さんが、不思議でもあり、感激でもありました!どうぞ皆さんお元気で!演目:水口囃子、寿獅子、そーらん節、南京玉すだれ、車人形
元気な皆さんに会いに来ましたよ~!
園に伺うなり、「は・な・こ・ま・さ~ん!」と声を掛けてくれる園児の皆さん。怖い「獅子舞」とおいしい「餅」がセットで楽しめます!この春小学校へ入学するお友達は、「これで最後か....。」と園で見る最後の花こまに、心なしかちょっと寂しそう。そこまで愛してくれてる!身に余るお言葉に、涙、涙。公演後、竹馬遊びに出て来て、「お餅おいしかったよ!」と、再度感想を。感謝、感謝。皆さん、どうぞ来年も宜しくお願い致します!卒園する皆さん、本当にありがとうね!演目:水口囃子、寿獅子、そーらん節、もちつきばやし